下顎前突

下顎前突とは

一般に「受け口」と呼ばれている顎変形症で、下顎が前に突き出しています。噛み合わせも上の歯が内側に、下の歯が外側になっている「反対咬合」です。(上下の前歯の先がぴったり合った症例は、「切端咬合」といいます)

受け口を歯列矯正だけで対処しようとすると、一般に2〜4年はかかるといわれています。また、噛み合わせの異常だけなら歯列矯正である程度解決できるとしても、口元のバランスを非常に悪くしている下顎の骨の変形は修正しきれません。そのうえ、受け口の特徴ともいえるおとがい部分の著しい前突は、歯列矯正ではそのまま残ってしまいます。

下顎前突 施術方法

理想的には、歯列矯正と外科的処置(顎矯正術)をうまく組み合わせるべきですが、歯並び自体にそれほど問題がなければ、顎骨形成術だけで十分に満足のいく結果が得られます。

顎骨形成術なら手術はわずか1時間程度ですし、完成まで1〜3か月です。綿密なカウンセリングと、心電図検査等の術前検査を行った後、全身麻酔のもとで口腔内より行われます。一般に、下顎の後退とおとがいの短縮で口元のバランスは改善されますが、下顎が異常に発達している場合は、エラ骨を削るなどの追加処置も審美的にも有効です。

下顎前突 施術の手順

下顎の移動

顎骨形成術では、下顎の骨の移動からはじめます。まず、「出っ歯」の場合と同様に、下顎(出っ歯の場合は上顎)左右の第1小臼歯を抜歯してから、顎の骨切りを実施して、下顎の前歯が上顎の前歯よりも内側にくる正しい位置まで移動させていきます(右図参照)。
反対咬合はこれでほぼ解決します。

おとがいの形成

つぎに審美的な処置として、おとがい先端部分を削り取り、長くつきだした下顎を短くすることで、口元から顎にかけてのバランスの悪さを修正していきます。

図1Kole法図2下顎前突の手術

オトガイ部の前方移動オトガイ部の高径短縮

反対咬合(受け口) 施術例

施術例1施術例2

反対咬合(受け口)の治療例ですね。このように、従来のワイヤー治療で約2〜4年を要したものが、口腔外科では約1時間のオペで完了します。咬合および、顔貌の両者の改善が、同時に可能になるわけです。その他、エラ・ホホ骨削り・長いアゴ・曲がったアゴ・後退したアゴを直すことなども可能です。

下顎前突 価格

下顎前突 下顎前突症(受け口・反対咬合)の治療 ¥1,102,500-

下顎前突 施術データ

治療期間(治療回数) 約1ヶ月(詳しくは本文参照)
麻酔 全身麻酔
ダウンタイム すぐ日常生活行えるが、1週間程安静を推奨。
※施術に関する表記やデータは個人差がありますので、あくまで目安としてお考え下さい。詳細はお問い合わせ下さい。
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